デザインリフォーム実例

File2 神奈川県 K邸    マンション

撮影/森安 照

家族構成/本人
専有面積/62.74㎡(18.97坪)
住居形態/マンション
住居購入年/2007年
初回リフォーム時築年数/築2年
施工/長瀬工務店G.C.

  • 玄関・廊下
  • リビング
  • 和室
  • ダイニング
  • 寝室
  • 洗面室・トイレ

約62㎡の新築のマンションを
憧れのスタイルに全面リフォーム

もともとインテリアが大好きだというKさん。新築マンションを購入し、コマチ家具で家具を少しずつ買い揃えていきました。ところが、マンションの黒い室内ドアやサッシ枠、ビニールクロスの壁などで囲まれた室内は冷たい雰囲気。せっかく買ったアンティーク家具も配置の仕方がわからず「部屋がなかなか良くならず、外出してばかり。そこで小物を買ってきて、さらに部屋が雑然として…」。気分まで暗くなってしまうという部屋をどうにかしたい一心で、コマチ家具へリフォームの相談に。「一部屋からできますよと言われ安心して予算を伝えたら、それなら全部屋できますよと言われ、お願いしました」。Kさん宅は大きな間取り変更をせず、懸案だった黒いドアを取り替え、サッシはカーテンやステンドグラスの内窓でカバー。壁を質感のいい紙壁紙に替え、適切なサイズとデザインの家具を適所に配置して、見え方の美しさと暮らしやすさを両立させました。「この部屋になってから性格が明るくなったといわれました。やりがいがあるから、お掃除も苦でなくなりました」


 

「ドアを開けて入った瞬間、暗くて気分が落ち込んだ」という玄関を、入った瞬間にほっとできる空間にすることが、リフォームのポイントの1つでした。玄関ドアの正面に位置する寝室の黒いドアをステンドグラス入りのドアに変えて、寝室の窓からの明るさが玄関にも入るようにしました。


よくあるマンションの玄関。収納力はあっても味気ないクローゼットの扉があり、花などを飾るスペースもありませんでした。

クローゼットをはずし、アンティークのキャビネットを靴箱に。壁付けの照明もつけ、ディスプレイが映える空間にしました。マンションのため玄関ドアは変えられませんが、内装だけでこんなに雰囲気が変わります。

玄関ドアを開けたときに見えるシーン。正面のステンドグラス入りのドアは寝室の入り口です。寝室の小さなランプをつけておけば、仕事から帰宅したとき、明かりが見えてほっとします。ホールのダウンライトもアンティークガラスの照明に。

玄関からリビングへつながる廊下。リビングドアはスリットガラスが入っているとはいえ、やはり暗い印象。

リビングドアを白い建具にし、ステンドグラスを入れました。廊下は往来が頻繁な場所なので、壁紙にプラスして木の腰壁をつけました。

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明るい角部屋を選んだKさんですが、空間にメリハリがなくのっぺりした感じでした。コーナーにあるせっかくの連窓も、黒いサッシでかたい印象。さらに、くつろげるはずのリビングからは生活感の出てしまうキッチンが丸見えでした。アンティーク家具が映える空間にするのがこの部屋のリフォームの目的だったので、内装と窓まわり、家具の配置に重点を置いたリフォームになりました。


黒いサッシの連窓、マンション特有の梁、業者のカタログからしか選べなかったという天井の照明が、全体的にかたい印象。

連窓はステンドグラス入りの内窓でカバーし、掃き出し窓は天井の際から吊るしたバランスつきのドレープカーテンで高さを強調。家具は脚つきのデザインで細身の、マホガニー材のアンティーク家具を選び、部屋の狭さを感じさせないように。

素敵なリビングを作りにくくさせていた、キッチンへの入り口や、隣の部屋の黒いドア。

動かせないもの、はずせないものは、逆に「素敵に見せる」くらいのデザインで。

レースのカーテンを出入り口に吊るして隠していたキッチン。

バランスをつけたドレープカーテンに変えて、「この奥は何?」と期待させるようなデザインに。リビングにいてもキッチンが気になりません。

リビングにあったカウンターつきのコーナー。雑貨を飾ってみたものの、なかなか決まりませんでした。

カウンターを取り、コンソールテーブルと壁付け照明で大人っぽい空間に。ディスプレイも決まり、まるでホテルのコーナーのように。

リフォームから3年後、コマチ家具でめずらしいブックシェルフを見つけて一目ぼれ。コーナーの模様替えをしました。

リビングドアを室内側から見たところ。黒いドアに気分も暗く。

白いステンドグラス入りのドアに変え、壁にはステンドラグスとおそろいのバラモチーフの絵をかけて。

せっかくの連窓ですが、「見ていたくなる」演出に欠ける窓でした。

アンティークステンドグラスを入れた内窓をつけて、窓のデザインとガラスの美しさを楽しめるコーナーに。

梁で区切られていた空間は、窓辺のデスクコーナーとしてしつらえました。「マンションだから仕方ない」と消極的にとらえていた梁が、デザインのため積極的につけた梁のように感じられます。

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畳の部屋は来客用に残しておきたかったものの、洋室であるリビングつづきの和室のコーディネートは難しいもの。リビングから見たときも違和感のないよう、壁紙選びや家具の配置を考えたリフォームになりました。


アンティーク家具と絨毯でコーディネートしていましたが、意外と大きな白い壁を背に、見せ場を作ることが難しかったよう。

限りある空間を無駄なく活用するため、和室もふだんから使えるようなしつらえにしました。収納力たっぷりのアンティークのたんすは、広い壁に対してのボリューム感もぴったり。リビングから見えるシーンとして、眺めていたくなる見せ場になりました。

内障子入りのシンプルな窓辺。

家具に迫力を持たせたので、畳との相性を考えて窓辺は内障子のままに。イギリスのアンティーク家具は、意外にも和との相性がいいのです。

リフォームしてから、音楽をかけてゆっくり家で過ごすことが好きになったというKさん。CDプレイヤーの収納場所として、アーツ&クラフツのシフォニエという家具を新たに購入し、普段は出入りしない和室の窓辺に置きました。

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ほとんど使われていなかったリビングの隣の部屋を、ダイニングにすることにしました。最初のリフォームでは予算をほかの部屋に使うため、壁を赤くペイントして照明と家具で模様替えをする程度に。その3年後、不要な収納スペースなどをとり、壁を青磁色のモザイクタイル張りにするリフォームをしました。「モザイクタイルは水回りで使うものと思っていましたが、部屋に使うと贅沢な気分になります」とKさん。小さな部屋ですが、まるでレストランの個室のような、個性的で落ち着いたダイニングルームになりました。


約5畳という面積のため、壁面に家具を置くとさらに狭く感じてしまいました。

ダイニングテーブルを部屋の対角線にそって斜めに置くことで、椅子を引く動作もしやすくなりました。壁には存在感のある鏡をかけて部屋を広く見せ、大きなシャンデリアでインテリアの迫力を出して。

2回目のリフォームで、がらりと印象を変えたダイニングルーム。壁際に家具をたくさん置けないコンパクトな部屋なので、青磁のような上品な色のモザイクタイル張りの壁とステンドグラスの内窓で、部屋のグレードを高めて。

黒いドアのため、圧迫感がありました。

アンティークステンドグラス入りの建具に変えたことで視線が抜け、狭い部屋でも圧迫感がなくなりました。

使いづらかった作り付け収納を撤去したことで、ビューローブックケースもゆったり置けるようになりました。ビューローの蓋を開けて天板を出せば、お茶の準備などに便利な作業台に。

 

部屋が狭く窓の位置が高いので、デザイン性・採光・プライバシー確保を兼ねられる、ステンドグラスの内窓をつけるウインドートリートメントにしました。

リビングからドア越しにダイニングを見て。リビングルームと色調を合わせたことで空間につながりを感じさせながら、タイルという光沢のある素材を使うことにより、平坦にならずアクセントのあるインテリアに。

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作りつけ収納はあるものの、「ただ寝るだけ」だった寝室。狭いので部屋の見せ場をつくるスペースもないかのように思われていました。その寝室を、ベッドヘッドを見せ場にしたロマンティックなインテリアに一新。のっぺりした扉のクローゼットは撤去して、アンティークの大きなたんすを置き、窓辺には小ぶりのチェアと照明のあるホテルのようなコーナーまでできました。


ベッドを置いただけの壁。

アンティークのベッドヘッドボードと、それを見せ場として強調するドレープをかけて、狭くても印象的なベッドルームに。

かわいらしいデザインのマホガニー材のチェアと敷物で、ベッド以外にくつろげるコーナーをつくって。

黒いサッシの掃き出し窓。

ベッドヘッドにドレープをつけたので、窓はすっきりとした引き違いの木製シャターでフラットに。インテリアのメリハリをつけ、部屋の見せ場をわかりやすく。

出入り口のドアは黒い引き戸でした。ドアを引いたときに家具の背面にきてしまい、壁も飾れませんでした。

同じ引き戸ですが、新たに壁をプラスして引き戸が戸袋の中に納まるようにリフォームしました。壁には大きな鏡を飾れるように。

このベッドで毎日、寝起きできるだけで幸せ、と語るKさん。

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洗面所は壁をペイントして、生活感が丸見えの部分はカーテンで目隠し。トイレは壁紙をかわいい柄にしました。見せる部分と隠す部分を明確にすることで、日常生活を豊かな気分で送れるようにします。


どうしても生活感が出てしまう、洗濯機置き場とユニットバス。   一般的なユニットタイプの洗面台。
     

はずせないものなので、ドレープカーテンで目隠し。まるで素敵なブティックのフィッティングルームのよう。

 

洗面台はそのままに、壁をペイントしてタオル掛けをチェンジ。それだけでホテルの洗面台のように。

玄関のすぐわきにあるトイレ。

壁紙をバラの花柄がかわいいイギリスの壁紙にし、白い腰壁をつけました。照明もアンティークガラスのシェードに変更。

味気ない感じの収納棚がついていました。

アンティークのシェルフに取り替えることで、トイレまで居心地のいい場所に。

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