

撮影/森安 照
家族構成 | 夫婦 |
延床面積 | 89.91㎡(27.20坪) |
住居形態 | 木造一戸建て |
住居購入年 | 2009年 |
初回リフォーム時築年数 | 築0年 |
リフォーム部分 | 1階(バス、洗面除く) |
施工 | 長瀬工務店G.C. |


2009年5月、ご結婚とほぼ同時に新築の建て売り住宅を購入した、まだ30歳前後のYKさんご夫妻。新居のお祝いに、ご主人のお母様からレザーの一人がけソファを2脚プレゼントされたことが、このリフォームのきっかけとなりました。
実は、ご主人のご実家は何年も前にコマチ家具でリフォームした素敵なお宅。その家で育ったご主人は「それが普通なのかなと思っていました」。ところが、新居にそのソファを置いてみたところ「なんか浮いてるね」という話に。せっかく買った新築の家をリフォームするのは躊躇したそうですが、「本気なら早いほうがいいわよ。中途半端がいちばんよくない」と、コマチ家具のリフォームで暮らしが変わった経験者であるお母様からのアドバイスで決心したそうです。
コマチ家具では、家を購入したばかりのお若いご夫婦のために、あとになって工事が大ごとになる部分はきちんとした本物部材を、壁紙や照明など、10年後20年後でも変更しやすい部分はコストを抑えたものを選ぶなど、予算をかける優先順位をしぼりこんでデザイン。「窓枠や幅木などに本物の木が増えたからかな、空気がやわらかくなった感じがします」とご主人。「とにかくこの家にいたくなります」と奥様。プレゼントのソファが素敵に映える空間になりました。

家の第一印象を決める玄関ですが、収納だけを重視すると味気ない印象に。あえてシューズクローゼットを取り外し、アンティークの靴箱と輸入の紙壁紙で上質な空間にリフォームしました。また、冷たいイメージのアルミサッシを、ステンドグラスの内窓でカバー。その場の空気が変わりました。













住まいの南に面したリビングルーム。リフォーム前は、引き戸で仕切って個室にできる部屋になっていました。出入り口も壁面クローゼットもあり、くつろぐための部屋というよりは、ゲストが宿泊するときのための部屋という感じでした。リフォームではリビングルーム本来の目的である「くつろぐための居場所づくり」を目指してデザイン。引き戸とクローゼットを取りはずして玄関からの出入り口をふさぎ、ダイニングと連続させた空間にしました。





































