コーナー別デザイン集04

 毎日使う場所であり、生活感が出やすい場所でもある洗面所。まずは、必要だけれども生活感が出てしまうものを、使いやすくしまえる収納計画が必須です。洗濯機なども、できれば扉やカーテンで覆いたいものです。さらに、家具などを置くスペースのゆとりもない場合が多いので、壁や床などの内装、窓、照明が、空間を素敵に仕上げるための鍵になります。

家具を置くスペースがないので、輸入の紙壁紙、腰板、ステンドグラス、照明で空間の質を高めました。引き出しがたくさんついてこまごましたものの収納に便利なキャビネットは、コマチ家具のオリジナル造作家具。

洗濯機やユニットバスのドアなどは、ドレープカーテンで目隠し。洗面台は既存のものを活用しつつ、壁をペイントしてタオルハンガーと照明を変えました。それだけで、ホテルの洗面台のようにおしゃれになりました。

壁や天井にガラスモザイクタイルを贅沢に使ったパウダールーム。出入口のドアをはずしてカーテンをつけ、いつでもオープンに。毎日使う場所がうっとりするような空間になり、特別でない日常が幸せな気分に。

ガラスモザイクタイルに囲まれた空間に、エレガントなドレープカーテンが引かれて。おしゃれなフィッティングルームを連想させるそのカーテンの奥は、マンションのユニットバスのドアと洗濯機置き場。見せたくないものは隠して正解。

アンティークステンドグラスをはめた窓からやさしい光が入る洗面所。壁にはアンティーク加工された大理石を張り、木や真鍮などの本物素材を使って空間の質を高めました。愛猫のトイレを置くため、キャビネットの下はオープンに。

引き出しがたくさんついた造作キャビネットはコマチ家具のオリジナル。こまごまとしたものを整理しやすい洗面台やコンセントの位置など、毎日の身支度にストレスを感じさせない、女性デザイナーならではの工夫が光ります。

洗面キャビネットは既存のもの。見せたくないものをカーテンで隠し、壁紙を張り替え、味気ないダウンライトだった照明をガラスシェードの照明に変えただけで、あたたかみのある空間に変身。

洗面キャビネットはコマチ家具の造作家具。単なる明かりとりだった窓は、アンティークステンドグラスを入れることにより、見ていてうっとりする窓に変身。輸入洗面ボウルや水栓金具、照明で「ホテル以上だね」と絶賛される空間に。

洗面台は変えず、床・壁・照明を変えただけでおしゃれな空間に。床は愛犬の爪がひっかからない塩ビタイル張り、白いガラスキャビネットは、以前リビングに置いていた家具。モノトーンでコーディネートした洗面室にぴったりでした。

広さがあった洗面所。奥の部分を袖壁とカーテンで仕切って洗濯機を置くランドリーコーナーとして独立させ、手前の洗面部分と分けました。グリーンのガラスモザイクとゴールドの金具、照明で、高級感あふれるパウダールームに。

石のような質感のタイルを壁に張り、オリジナル洗面キャビネットをとりつけてリゾートホテルのパウダールームのような空間に。リビングに飾ろうと思っていた四角いミラーがぴったりでした。