コーナー別デザイン集01

 西洋のインテリアでは、ベッドの頭を壁につけてしつらえる“ベッドヘッドウォール”が一般的です。そのベッドの頭の上は、寝室のフォーカルポイント=見せ場にするのにうってつけの場所。ヘッドボードがよほど背の高い場合以外は、壁がぽっかり空いて寂しくならないよう、絵や布でデコレーションしています。

アンティークのベッドヘッドボードと、それを見せ場として強調する透ける布のドレープをかけて、狭くても印象的なベッドルームに。

来客が宿泊するときのゲストルーム。アンティークのヘッドボードの上には上品なフレーム、その両脇にブラケットランプを取り付け、優しくて落ち着ける印象に。

コマチ家具がオリジナルで造作した、天然木にペイントを施したベッドヘッド。寝室の壁がコンクリートなので照明の配線などが難しかったこともあり、ブラケット照明つきのウォールパネルのようなつくりにしました。

ブルーとピンクをテーマカラーにした、3.6畳のコンパクトなゲストルーム。ウィリアム・モリスの「ゴールデンリリー」という柄の壁紙を使ったので、ベッドヘッドの壁は白いレリーフのウォールプラークを飾って

初めて買ったアンティークのヘッドボードと、イギリスで入手した思い出のプリントをフレームに入れて飾って。シンプルなデコレーションですが、アパートでもその人らしさを感じさせるベッドルームに。

アイアンのベッド、ベッドヘッドのバックカーテン、シャンデリア、壁掛けのミラー。曲線を多用したデザインとさまざまな素材のハーモニーで、コンパクトでも個性的なベッドルームに。壁紙は、ウィリアム・モリスの「アーティチョーク」。

アーツアンドグラフツスタイルのカーテンとベッドカバー、テラコッタオレンジにペイントした壁が個性的なベッドルーム。シンプルなヘッドボードに合わせ、ベッドヘッドの演出はフレームを飾ってトラディショナルなイメージに。

上品で大人っぽいイエローをベースにしたのカラースキーム。南面の窓は、ベッドヘッドをデコレーションするバックカーテンに見立ててコーディネートしています。カーテンは開閉できるので、換気も可能です。

キングサイズのベッドのヘッドに、たっぷりしたドレープのバックカーテンを。ウィリアム・モリスの壁紙と同系色にし、布の質感で存在感を出しています。窓には明るく軽やかな色調のカーテンをかけ、2つのドレープが引き立てあうように。

撤去できないマンションの梁。そこにダウンライトを取り付け、壁にかけたピクチャーフレームを照らして。マホガニー材のアンティークベッドヘッドボードの美しさを引き立てるシンプルなコーディネートが、洗練されたホテルのよう。

梁と柱が複雑に交差する寝室の天井。まるでドレスをつくるように型紙をつくり、それを組み立てながらいくつものパーツを考え、立体的にデザインしました。それにより、ベッドに横になったときにも美しく見えます。

LDKとベッドルームがつながっているワンルーム。ベッドの足元にある窓にドレープたっぷりのカーテンをつけたので、ベッドヘッドはマホガニー材のヘッドボード+ピクチャーフレームですっきりと仕上げて。