

西洋のインテリアでは、ベッドの頭を壁につけてしつらえる“ベッドヘッドウォール”が一般的です。そのベッドの頭の上は、寝室のフォーカルポイント=見せ場にするのにうってつけの場所。ヘッドボードがよほど背の高い場合以外は、壁がぽっかり空いて寂しくならないよう、絵や布でデコレーションしています。


アーツアンドグラフツスタイルのカーテンとベッドカバー、テラコッタオレンジにペイントした壁が個性的なベッドルーム。シンプルなヘッドボードに合わせ、ベッドヘッドの演出はフレームを飾ってトラディショナルなイメージに。

キングサイズのベッドのヘッドに、たっぷりしたドレープのバックカーテンを。ウィリアム・モリスの壁紙と同系色にし、布の質感で存在感を出しています。窓には明るく軽やかな色調のカーテンをかけ、2つのドレープが引き立てあうように。